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音楽会

2月15日に音楽会がありました。

音楽会に向けての活動の様子です。

1学期より歌い続けてきた歌や、新しい歌にも挑戦しながら活動を進めてきました。

一つの歌を歌ったり、演奏する中で、たくさんのねらいが含まれています。

メロディー、歌詞、合わせて歌う、音程、リズムなどなど、たくさんの意識と、感性を養うことが求められます。

1.2歳児さんのテーマはハイキングでした。

メロディーはどんな雰囲気なのかなと、耳で聞いて感じると、なんだか、歩きたくなるテンポだなぁ。

メロディーとともにここは右足を出してみた方が歌いやすそうだな・・と子どもたちと共主体で取り組みました。

また、1年間慣れ親しんだ曲をいくつか取り入れ、それぞれの季節と歌と生き物をリンクしたり、生き物になりきって身体表現も楽しみました。

園生活の中で音楽や歌声が聞こえてくると、じっくり耳を傾けたり、慣れてくると自然と身体を動かし始めた1歳児さん。言葉よりも音の方がすっと心に届く時期に、たくさんの素敵なメロディーと歌声を届けたいものだなとつくづく感じます。

子どもたちなりに、お歌を口ずさんだり、手や指を動かして楽しんいる様子をそのまま音楽会でも披露することができました。

幼稚園部になると、歌詞をしっかりと意味づけし、伝えることを意識しています。

この歌詞の言葉はどういう意味かな?そしたら、どんなふうに歌ったらいいかな?と、子どもたちと一緒に考えました。

3歳児さんは、出てくる動物がたくさんで、なかなか歌いながら次の動物さんは何だったかなと歌詞が出てこないことがあり、先生が悩んでいました。

次の歌詞が何だったかなと考えられるように、テンポをもっとゆっくりしてみよう。

そして、イラストを用いてイメージしやすくしてあげようと取り組みました。

4歳児さんは手話にも挑戦しました。

歌詞に加え、手話ではこんなふうに表現をするのだなと理解しました。

メロディと歌詞と手や腕の動き、口元も大きくはっきりと動かすなど、さらに、課題が多く苦戦しました。

手話を意識すると歌声が小さくなり、歌を意識すると手話でしっかりと伝える方が難しくなる・・

同時にいくつもの動きをすることには、何度も何度も繰り返しが必要でした。日に日にスムーズに出来始めたことで自信がついたことが、子どもたちの表情から伝わってきました。

5歳児さんは、子どもたちが決めたソーラン節を踊り、合奏もしました。

踊ることが大好きな子が多く、すぐに踊りにとりかかり、子どもたちが考えてたアレンジも加わってかっこいい表現になっていました。

「どっこいしょーどっこいしょー」の掛け声に合わせてみんなが続き、「ソーラン、ソーラン」と声を響かせている姿は保育士も、保護者の方もじーんと感動させられました。

合奏はやはり、踊る時のテンポでは難しく、みんなと合わせられる早さをみつけ、それぞれが、パート練習を重ねていきました。

タンバリン、トライアングル、木琴鉄琴などの音やメロディーをみんなが聞き、大太鼓・小太鼓、シンバルが安定のテンポを刻み、鍵盤ハーモニカと先生のピアノが主旋律をリードしていく。

それぞれがみんなの音を聞き、自分の楽器の音を奏で、合わさる心地よさを感じながらの合奏版ソーラン節も心を一つにまとまった演奏でとても良かったです。

もっともっと、語りたい部分がある、それぞれの活動内容でした。

子どもたちの中にも、合唱と合奏を通じて言葉にあらわせない感覚で感じた部分がたくさんあったことと思います。

一緒に歌う、演奏するって楽しいなと思える音楽活動をこれからも続けていきたいと思います。