畑の準備
チューリップやムスカリ畑になっていたところのシーズンが終わり、夏野菜を植える準備を始めました。
春の雨が降るたびにどんどん…どんどん伸びる草たち。草の生命力に関心しながらも、このままだと畑が草で覆われてしまう…という状態になった頃。
年長の子どもたちと夏野菜の種類は何があるか調べて、話し合い、決まていきました。さぁ、畑の草取りスタート!
抜きやすい草に引っ張っても切れてしまう草、草にもいろいろあるんだなぁと発見の体験。
みんなですると早いね。
抜き終わった頃に、登場。畑の師匠です。

いつもの手際の良さで荷物を運び始める師匠。

みんなは師匠の動きに釘付けです。

師匠が持ってきてくださった栄養たっぷりの土の中には、何か白い生き物が…
師匠が手で掴んでみんなのところへほいっと。。
「キャー」びっくりした子どもたち。よく見ると白い幼虫です。どんどんとでてきました。
虫さんを避難させてから、機械で耕してくださいました。

師匠も見て、幼虫も集めて、忙しい子どもたちでした。
あっという間にさらさらの土の出来上がりです。

終わって、帰ろうとする師匠に、子どもたちから質問です。

とうもろこしは植えていいですか?
ええぞ!でも、背が高くなるからここらへんやな。

きゅうりを植えていいですか?
それもええ。こっち側に植えてフェンスに登るようにしたらえぇ。
と答えてくださいました。子どもたちは自分で絵は選んだ野菜を植えていいかを確かめてええぞと言ってもらえて嬉しそうでした。
ありがとうございました。
みんなで感謝の気持ちを伝えました。
言葉だけでは足りないと、庭で取れるさくらんぼを師匠に渡したいと取り始める子どもたち。

自分たちで考えたその行動。本当に素敵だなぁと感じました。
感謝の気持ちにプレゼントを添えて表せましたね。
いつも本当にありがとうございます。
土づくりのむずかしさ、そして、目の前で綺麗になっていく気持ち良さ、師匠の手際の良いかっこよさ、虫たちとの出会い。
畑の準備の中で、こんなにいろいろな経験をさせていただきました。
さて、準備万端です。次は種や苗のお買い物です。