聖母の集い
5月は聖母マリア様の月です。
マリア様について、お歌を歌ったり、絵本を見聞きしたり、お話を聞き知ることから始めました。

マリア様の絵本は子どもたちは大好きになったようで「また読んでー」とリクエストがあるんですと担任の先生からお話がありました。


マリア様はとっても優しい方、いつも見守ってくれているよ。と知り、次に、私たちの中にマリア様のようなお姿があるかな?
マリア様が喜ばれることはどんなことかな?と生活を振り返る機会を設けていきました。
さっきの優しさ、マリア様みたいだね。
嬉しいことをしてもらったんだ。
お友だちマリア様みたいだったよ。
悪いことしてしまったなぁ。どうしたらいいかなって考えられたよ。
マリア様きっと応援してくれてるね。
いろんなことをみつけながら、それらをお花型に書き込んで表していきました。
お花のお捧げです。


小さいクラスではその素敵な行いの瞬間に先生やお友だちと共感し、すぐにお花を貼り付けていきました。

そうしていると、1.2歳のクラスでも、順番を守ってくれたときに、「◯◯くん、マリア様みたいだね」と言うことがありました。
そう感じたことにも感動、伝えられたことにも感動。
言われたお友だちも嬉しくなり、そのやり取りをみて、私たちも幸せな気持ちになりました。

聖母の集い前日にはお花を選び持ってきて、クラスごとに生けていきました。





素敵な花カゴができあがっていきました。







入園前の小さなお友だちがお花を持ってきてくれたり、卒園児の親御さんが、「この時期はマリア様の集いがありますね」とお花を寄付してくださったりと、園外からの優しさも受け、感謝感謝です。

そして、聖母の集い当日です。
マリア様、いつも見守ってくれてありがとうございますの気持ちを持って取り組みました。

お歌や花カゴのお捧げや、お祈りを唱えました。



年長さんによる、花まきもありました。


帰国してすぐ赤穂まで来てくださった上田神父様。

神父様のお言葉が、私たち、そして親御さんにも響いたように感じます。
まず、子どもたちに問いかけられました。
「マリア様の声を聞いたことがありますか?」
突然の質問に、子どもたちは「はい」という子もいましたが、「聞いたことは誰もありませんが、実は聞いてるんだよ」とお話が始まりました。
みんなのお母さん、お父さん、そして、先生がマリア様と同じお心をもちみんなに声をかけてくれていますよ。お隣のお友だちもそう。
みんなが、マリア様の声となることができるということを教えていただきました。
みんなのお母さんのような存在のマリア様を身近に感じることができる活動となりました。
子どもたちにとって、マリア様はいつも見守ってくれて、お話を聞いてくれる存在となっています。
お庭のそら豆ができたよと早速お知らせに来ているときの写真です。



マリア様、いつもお見守りくださり ありがとうございます。